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夏休みスタート♪
2014.07.20 | 園内の様子
夏休みもスタートし
ご家族連れで庄内緑地を楽しまれる方を
本日は多く見かけました。
大噴水を始めとした水景施設や
土日祝日運行の無料レンタサイクル(14インチ~27インチ約150台)
ピクニック広場でのバーベキューや
夏休みの自由研究の素材探しや虫捕りなどで楽しまれていました。
午後からは陽も射し夏らしい1日となりました。
芝生広場の木陰の明暗もくっきり夏色です♪
多目的広場ではヒマワリの開花が始まっています。
しかし見頃に入るのは8月以降。まだまだチラホラです。
ガマ池のハスはピークを過ぎて来ましたが
まだまだ楽しめます。木陰も多く過ごし易いですよ!
水辺では本日も何組ものお客様に
庄内緑地の生態系の質問を受けました。
身近にこういった生き物観察が出来る公園が有る事は
とても大事だと私たち職員も考えています。
そして環境を保全出来るように維持管理を行っています。
(現在とても多くみられるチョウトンボ)
さて、夏休みと言うことで
昆虫観察に訪れる方が多くなってきています。
そこでトンボの話を少々。
(少し小型のコフキトンボ)
庄内緑地には多くのトンボが生息しており
過去の調査では通年で27種確認されています。
(秋に山から降りてくるトンボも含め)
(アオモンイトトンボのペア)←訂正クロイトトンボでした。
現在、トンボ達も最盛期
あちこちでペアを見掛け産卵の様子が観察できます。
(オオシオカラトンボのペア)
中々止まってくれないトンボも居る反面
お気に入りの枝(場所)があり
しばらく待っていると必ず止まる場所もあります。
庄内緑地で枝に止まらない代表的なトンボは
ギンヤンマやオオヤマトンボ。
(正面から見ると可愛らしいモノサシトンボ)
逆に良く止まるのはモノサシトンボなどのイトトンボの仲間や
チョウトンボなどです。
ウチワヤンマなどはお気に入りの場所があり
待っていると必ずそこに止まります。
ウチワヤンマと言えば最近判明した事があります。
上の写真は、お気に入りの枝に止まっては
ギンヤンマに追われて飛び上がっていたウチワヤンマ。
この写真は何でしょう?ウチワヤンマではありません。
実はタイワンウチワヤンマと言う別種です。
元々は名前の通り台湾など南方に住んでいるトンボで
日本では九州南部や四国南部に分布していました。
先日もネイチュア・フィーリング自然観察会の先生や
守山区で自然保護活動をされている先生とも
お話ししましたが生息域が北上しているそうです。
生態系における環境の変化に
生き物達は敏感に反応し、対応しています。
子供たちの未来の為にも様々な事を考えなければならないですね。
(ボート池のアイガモの親子)