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トイレが空を飛びました
2017.05.18 | 日々のこぼれ話
ここ庄内緑地は遊水地であり、名古屋ドーム約9個分の面積があります。
遊水地とは、洪水時に庄内川の水を貯めて庄内川流域の水害を軽減してくれる治水施設のことです。
平成12年の東海豪雨の時も、1週間ほど川の水が入ったままだったんですよ。
園内にあるトイレなどの施設はすべて移動できるようになっており、洪水時にはグリーンプラザのある高台へ動かすことになっています。
今日はその訓練を行いました。
クレーン車を使ってトイレを持ち上げ、トラックで園内から高台へ持ってきたところです。
トイレの屋根についているフックにワイヤーを掛けています。
クレーンでトイレを持ち上げ、地面に降ろしました。
実際の洪水時には、短時間ですべてのトイレや四阿を高台まで移動させるんですよ。
庄内緑地は、平常時は水と緑の豊かな公園として、洪水時には水害から街を守ってくれる遊水地として重要な役割を担っています。