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人にも花にも厳しい真夏日

2015.05.27 | 園内の様子

暑い日が続きます。夏日と言えば庄内緑地の「大噴水」
本日もちびっ子が楽しんでいました

カモの親子も日陰で休憩。草を食べたりタンポポの種を食べたり
お母さんの真似をしながら勉強中
9羽居たヒナも1羽になってしまいました
この子だけは大きくなって欲しいと常連さんとお話しています。。。

バラ園は遠目に見ると花数も多く色彩も豊かなのですが
この暑さで花持ちが。。。本日も花がら摘みを行っています。
バラは花がら摘み(切り戻し)を行う事により
次の花芽を上げて来ますので6月も品種ごとに開花が続きます。

本日綺麗に咲いていた花をご紹介します
1番手は黒バラと呼べる深紅のバラ「パパメイアン」
見たままのゴージャスな香りが特徴です。
横に植栽されているオクラホマも良い香りですよ!

現在見頃のステファニー・ドゥ・モナコ。植栽されている王室シリーズの1つです

こちらも王室シリーズのジュビレ・デュ・プリンス・ド・モナコ

木陰に植栽されているアスピリン・ローズ

何度も紹介しましたが、かざぐるまは強い日差しにも負けない存在感ですね

園内各所ではタイサンボクの開花が進んでいます。
他にもボート池ではミズカンナの開花が始まりました

さて、ハナショウブ園は日々開花が加速しています。
常連さんも「毎日風景が変わる
本日花がら摘みを行いました

全体的には2割弱の開花状況ですが・・・・

凄まじい数の蕾が準備万端!!
今週末に向け開花が加速しています
ハナショウブの花は寿命が2~3日程度なのでご注意を!(強い雨が降ると穴が開いたりします)

そんな中、見頃に入ったのは江戸系の「万里の響」
江戸花菖蒲の古花です
比較的入手はし易い品種です。

こちらも江戸系の「藤絞り」小振りな花ですが爽やかな青紫が印象的な花です。

同じく江戸系の「長生殿」
こちらは2年前に導入したエリア33品種の1品種で今年は2年目
他の品種の株もすっかり充実し花数も期待出来ます。

長生殿も江戸後期に作出され現在に伝わる由緒ある花菖蒲の1つです

こちらは長井古種の「長井小紫」です。
室町時代~江戸時代にハナショウブの原種であるノハナショウブを選別し集めたものが
長井古種の始まりとも言われ
その後、江戸に持ち込まれ品種改良され現在のハナショウブの元になったと言われています。
「江戸系」「伊勢系」「肥後系」「長井古種」の4系統に現在は分類されています

こちらも長井古種から「出羽の里」 現在満開です
花が大きく艶やかな江戸系や肥後、伊勢より気持ち花持ちが良いので週末まで楽しめそうです。
長井古種の故郷でもある山形県の「出羽」を名前に持つ美しい品種です。

肥後系では比較的珍しい早咲きの「京舞」は現在満開です
戦後に作出された美しい花菖蒲です。

こちらは2年前に植栽した「乙若丸」江戸系です。
名前の由来は、源頼朝を異母弟にもつ僧侶「義円」の幼名です。
源義経は同母弟です。源平の戦いにおいて27歳で亡くなられています。

こちらも2年前に植栽し、咲き始めた江戸系「小町娘」
シンプルな三英咲きの容姿は江戸中期の作出とも言われていますが詳細不明です。
右に満開の出羽の里が少し写っていますが
蕾の数を見て下さいね♪私も楽しみです

真夏日が続きます。5月だというのに花も「夏バテ」と言うか日差し&気温バテしています。
来園者の皆様も適度な水分補給と木陰での休息をお忘れなく
木陰を渡る風はまだまだ快適ですよ!

また、6月6日&7日は「ハナショウブまつり」を開催します。
7日には「みどりの教室」でハナショウブを鉢で育てよう!も開催されます。
お花もイベントもお楽しみに!

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